製品の使い方で考える
高トルクのステッピングモーターによる消費電力の削減
高トルクを実現したモーターを効果的に使うことも消費電力の低減につながります。ステッピングモーターPKPシリーズは磁気設計および構造設計の見直しにより、 同じサイズの従来品と比べ、大幅なトルクアップを実現しました。 また高電流タイプのモーターを使用することで、高速域でもトルクアップが可能です。PKPシリーズの性能を最大限引き出せるドライバもご用意しています。

PKPシリーズ(2相/5相)

5相ステッピングモーター用ドライバ
CVDシリーズ
PKPシリーズ採用の効果
速度 - トルク特性とCO2排出量の比較
PKPシリーズの高トルクを活かし、従来品と同等のトルクになるように運転電流値をあわせることでCO2排出量の削減ができます。

- PK264D28AとPKP264D28A2の比較の場合
回転速度 | 0.1kHz(30r/min) |
---|---|
負荷トルク | 無負荷 |
稼働時間 | 24時間・365日 |
運転状況 | 運転50%、待機50% |
電源電圧 | DC24V |
CO2係数 | 0.453kg-CO2/kWh |
CO2排出量
最大56%削減
モーター温度上昇の比較
PKPシリーズの運転電流値を小さくすることでモーターの温度上昇を同時に抑えることができます。モーターの長寿命化につながります。

飽和温度上昇値 [℃] |
|
---|---|
従来品 | 64.6 |
PKP264D28A2 | 34.2 |
温度上昇
30℃減
対応製品
ステッピングモーター PKPシリーズ詳細へ

ステッピングモーター PKPシリーズ
基本ステップ角度1.8°(1回転200分割)の高トルク・低振動の2相ステッピングモーターです。お客様の設計仕様に最適なモーターを選択できるように、豊富なラインアップをご用意しています。(駆動するためのドライバが別途必要です。)
ステッピングモーター用ドライバ CVDシリーズ詳細へ

ステッピングモーター用ドライバ
CVDシリーズ
2相ステッピングモーター、5相ステッピングモーター駆動用DC電源入力のドライバです。低振動設計のドライバにマイクロステップ機能を搭載し、より一層の低振動駆動を実現しました。取付方やケーブルの引き出し方向により選べる、3種類のドライバをご用意しています。
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