バッテリレス アブソリュートセンサ搭載 αSTEP AZシリーズ miniドライバ
ボックス型のドライバよりさらに小型・軽量の、ネットワーク対応ドライバです。
バッテリ電源にも対応しています。AZシリーズ DC電源入力のモーターと、それらを搭載している電動アクチュエータを接続できます。
* EtherCAT®はBeckhoff Automation GmbH(ドイツ)よりライセンスを受けた特許取得済み技術であり、登録商標です。
* Modbus(RTU)は、Schneider Automation Inc. の登録商標です。
- DC入力
- 小型・軽量
- バッテリ駆動
- FAネットワーク
- Modbus(RTU)
- 省配線・省スペース
- CEマーキング
miniドライバには、「自走装置に組み込む」「据え置き装置に組み込む」という2種類の用途があります。
気になる用途例のイラストをクリックしてください。それぞれの用途に合わせて、miniドライバの特徴をご紹介します。
主な特徴 ― 自走装置に組み込む場合
自走装置内の限られたスペースにも無理なく設置
miniドライバは、ちょっとした隙間スペースに入り込める小型設計です。
ドライバ種類 |
品名 |
寸法 |
---|---|---|
EtherCAT ドライブプロファイル対応 |
AZD-KRED |
69mm×56mm×30mm |
RS-485通信タイプ |
AZD-KR2D |
47mm×53mm×24mm |
ねじ2本で装置に直接取り付け可能
DINレールなしで取り付けできます。
車輪駆動軸の負荷を削減
miniドライバは、質量56gです。Mサイズの卵1個分に相当します。装置の総質量が軽くなるほど、車輪駆動軸の消費電力が少なくなります。そのため、充電1回当たりの駆動時間を長くすることができます。
※ AZD-KREDの質量は110gです。
バッテリ電源に対応
バッテリ電源で使用できる、ワイドな電源電圧仕様です。DC24VとDC48Vに対応しています。動作可能電圧の範囲は以下の通りです。
DC24Vで使用する場合
※ 電磁ブレーキ付モーターの場合は、DC22.8~32Vです。
DC48Vで使用する場合
最適な電流制御で消費電力を削減
負荷状況に合わせてモーターへの供給電流を最適化する、サーボエミュレーションモードを搭載しています。負荷が小さいときはモーターへの供給電流を減らすため、消費電力が少なくなります。そのため、充電1回あたりの駆動時間を長くできます。
ワークが重いときは定格電流値で運転
ワークが軽いときは電流値を必要最低限に調節
負荷状況に応じて供給電流を減らすため、バッテリの持続時間が長くなります。結果、充電回数を削減できます。
定格電流値で 常時運転する場合 |
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---|---|
サーボエミュレーション機能で 電流値を調節する場合 |
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電源電圧の見える化でバッテリ残量の不足を防止
上位制御機器から、ドライバの電源電圧をモニタできます。
電源電圧モニタ
ドライバの電源電圧の値をリアルタイムに出力する機能です。
不足電圧インフォメーション
あらかじめ設定した閾値に対して、ドライバの電源電圧が下回ったとき信号を出力する機能です。
外部センサ不要で省配線化
AZシリーズは、外部センサ、および、外部センサに関連する配線が一切不要です。外部センサや配線がなくなることで装置の小型化、軽量化に貢献します。また、配線に要する作業時間を削減できます。
外部センサを使用する場合の配線イメージ
AZシリーズのモーターには、機械式バッテリレスアブソリュートセンサ(ABZOセンサ)が搭載されています。外部センサなしでの高精度位置決めを実現します。
ネットワークで装置全体を一元管理
ネットワーク上からの直接制御が可能です。装置情報を一元管理し、省配線に貢献します。
- EtherCAT ドライブプロファイル対応ドライバは、公式なEtherCATコンフォーマンステストに合格しています。
- RS-485通信タイプは、別売のネットワークコンバータ(ゲートウェイ)を併用すると、CC-Link、MECHATROLINKによる制御が可能です。
主な特徴 ― 据え置き装置に組み込む場合
場所を選ばず、どこにでも設置可能
miniドライバは、ちょっとした隙間スペースに入り込める小型設計です。
ドライバ種類 |
品名 |
寸法 |
---|---|---|
EtherCAT ドライブプロファイル対応 |
AZD-KRED |
69mm×56mm×30mm |
RS-485通信タイプ |
AZD-KR2D |
47mm×53mm×24mm |
ねじ2本で装置に直接取り付け可能
DINレールなしで取り付けできます。
外部センサ不要で省配線化
AZシリーズは、外部センサ、および、外部センサに関連する配線が一切不要です。外部センサや配線がなくなることで装置の小型化、軽量化に貢献します。また、配線に要する作業時間を削減できます。
外部センサを使用する場合の配線イメージ
AZシリーズのモーターには、機械式バッテリレスアブソリュートセンサ(ABZOセンサ)が搭載されています。外部センサなしでの高精度位置決めを実現します。
ネットワークで装置全体を一元管理
ネットワーク上からの直接制御が可能です。装置情報を一元管理し、省配線に貢献します。
- EtherCAT ドライブプロファイル対応ドライバは、公式なEtherCATコンフォーマンステストに合格しています。
- RS-485通信タイプは、別売のネットワークコンバータ(ゲートウェイ)を併用すると、CC-Link、MECHATROLINKによる制御が可能です。
最大10mの接続ケーブルで、ドライバ設置の自由度を向上
モーター・ドライバ間に使用する接続ケーブルは、0.5m/1m/3m/5m/10mから選択できます。モーターとドライバの距離が近い場合は1m以下のケーブルが、モーターとドライバの距離が遠い場合は3m以上のケーブルが役立ちます。
(可動接続ケーブルもございます。)
モーターとドライバの距離が遠い場合
3m以上の長いケーブルがおすすめ(最大10mまで)
モーターとドライバの距離が近い場合
0.5mや1mの短いケーブルがおすすめ
バリエーション・仕様
インターフェース |
ドライバタイプ |
電源入力 |
|
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EtherCAT ![]() |
EtherCAT ドライブプロファイル対応 |
DC24/48V |
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Modbus(RTU) ![]() |
RS-485通信タイプ |
DC24/48V |
- RS-485通信タイプは、別売のネットワークコンバータ(ゲートウェイ)を併用すると、CC-Link、MECHATROLINKによる制御が可能です。